おまけ:この記事は、一つ前の記事の「続きを読む」に入れるつもりだったのですが、あまりにも長くなったので、新しい記事にすることにしました。
今回の旅行では、夫の学生時代からの知り合いで、毎年クリスマスカードを遣り取りしている、Wさんの家に泊めていただきました。
(←庭にある古井戸を金網でふさいで、秋っぽい飾りつけがされていました)
Wさんの家は、1860年代に建てられた歴史的建物。
約30年前、新婚時代に購入して、改装を重ねてきたそうです。
インテリアは、(子どもたちが成人して独立したこともあって)雑誌に出てくる家のように綺麗でした。
(←私たち夫婦が使わせていただいたゲストルーム)
古い家なので、間取りは細かく区切られていて、ひとつひとつの部屋のサイズは小さいのですが、天井が高い(我が家の天井よりも30cmくらい高い)ので、閉塞感は感じませんでした。
(←チェストと窓の間に写っている、ラジエーター式ヒーター)
興味深いと思ったのは、暖房システム。
Wさんのお宅は蒸気式ラジエーターを使ったセントラルヒーティング。
各部屋にラジエーターがあって、地下にあるボイラーで作った蒸気を各部屋のラジエーターに送って放射熱で部屋を暖める仕組みでした。
部屋の中で火を燃やす暖房に比べると、空気は汚さないけれど、暖房効率があまり良くないのが欠点で、よほど寒くならない限りは使わないと話していました。
他のセントラルヒーティングに変えようと思うとお金がかかるので、そのまま旧来のラジエーターを使っているそうです。
おまけその2:
夫の卒業した大学のある町は、1800年代前半に開拓された町で、夫が大学に通っていた頃は、大学以外には何もなくて、大学のキャンパスから歩いていける距離に町の中心があり、店も町の中心に集中していたそうです。
今回訪問した時には、町の中心はかつての町の中心(旧市街)から3マイルくらい離れたところに移動していて、ショッピングモールや大型のスーパーマーケットも出来ていました。
大学に立ち寄ったついでに、旧市街も歩いてみたのですが、小さなベーカリーと映画館があるくらいで、他のお店はほとんどがアンティーク・ショップになっていました。
アンティーク・ショップ好きの夫の希望で、そのうちの1つの店に入ることにしました。
夫はアンティーク・ショップを見て回って、二束三文で売られているけれど、手入れをすれば高く売れそうなビンテージものを探すのが好き。
店に入った途端、あちらこちらを歩き回って物色を始めました。
私は、夫ほど掘り出し物に興味はないので、現在家にあるアンティークの来客用ダイニングセットの椅子が5脚しかないので、同じスタイルの椅子と、
夫婦の寝室にあるドレッサーの引き出しの取っ手の金具を探すことにしました。
(←夫婦の寝室のドレッサー
上の画像の水色の矢印の先:金具がついていない引き出し。
下:取っ手のない引き出し部分の拡大画像)
残念なことに?(たとえ見つかったとしてもセダンタイプの車じゃ載せて帰るのは無理だったから見つからなくてラッキーだったのか?)、ダイニングチェアは見つかりませんでしたが、ドレッサーの取っ手の金具は見つかりました。
(←ドレッサーの引き出しについていた、取っ手の部分が外れてなくなった金具)
夫婦の寝室のドレッサーは、3年前に天蓋つきのベッドとサイドテーブル2組と一緒に、クレイグス・リストで見つけて購入した中古品で、一番上の右側の引き出しの金具の取っ手がなくなっていました。
DIYのお店など、家具の金具を扱っている店を探しても、古い金具なのでとうの昔に生産停止になってしまっていて見つからず。
金具の後ろに刻まれているメーカーの名前でネット検索したのですが、ネット上でメーカーのサイトもカタログも見つからず、ネットショップやオクションやクレーグスリストなど(中古を)流通しているサイトでも、同じメーカー・同じデザインのものは見つかりませんでした。
(←上:今回アンティーク・ショップで見つけた金具
下:袋から出したところ)
ところが、今回入ったアンティーク・ショップの引き出しの金具のコーナーに、全く同じデザインの金具を1つだけ発見。
このメーカーの金具はネットショップなどで取引される時、1つ10~30ドルくらいなのに、そのお店ではたったの2ドルでした。
(一部錆びていて、磨かなければならない状態だけれど…)
家に帰って確かめてみたら、サイズもぴったり同じで驚きました。
3年間探しても見つからなかった金具が、家から何百マイルも離れた町のたまたま入ったアンティーク・ショップで見つかるなんて、偶然を通り越して運命のようなものを感じてドキドキました。