2012年3月31日土曜日

雨の週末


 DST(デイライト・セービング・タイム/サマータイム:毎年3月の第二日曜からはじまる。今年は3月11日だった)に変わったあたりから、暖かい日が続いて木々も新芽が見られるようになったり、花が咲き始めたりするようになりました。

 去年は4月の中旬でも雪が降っていたので、「今年は随分暖かいなぁ~」と言う印象です。

 62~67゜F(16.6~19.4℃)に温度設定してあるセントラルヒーティングも稼動することなく、日中は半袖のTシャツで過ごせるくらい暖かくなりました。
 隣の家はウッドデッキの建て替えをしているし、他の家も夏に向けてエクステリアの工事をしているみたいであちらこちらから、ドリルの音やハンマーの音やノコギリの音が聞こえます。

 気温が暖かくなったので、もう雪が降ることはないのですが、週末に天気が崩れて雨が降るとモチベーション下がりまくりです。
 先週の土曜日も雨だったのですが、が3月の第3週から中国に2週間の出張に出かけていて、家事をしなくても文句を言う人がいないので、更にやる気なし。
 最低限のことだけして、一日中ダラダラと過ごしました。

 これから、春から初夏にかけてこちらは雨季なので、週末雨が降ることも多くなるのに、今からこんなに無気力だと先が思いやられそう…

 

余談: 先が思いやられるといえば…
結婚して以来25年こちらに住んでいるL.Lさんが、
「今年はもう春が来たみたい。春が早く来る年は、夏が長くて酷暑なのよ。」
と、言っていました。
 去年は冷夏&暖冬で過ごしやすかったので、今年はちょっと覚悟が必要みたいです。

2012年3月28日水曜日

金魚のフン猫2


 以前の記事にも書いたのですが、我が家のマダラは飼い主の後をついて回る「金魚のフン猫」です。

 バスルームの改修中にも気がついたらマダラ猫が…

←電気の配線中も…

←目地の作業中も…

(=^・^=)ニャー

(写真の左上の床と壁のタイルに、目地を塗っているところが写っている。)

←洗浄便座の取り付け中も…

(=`ェ´=) ム!

 

←バスタブの排水栓とオーバーフロー用の排水口のカバーをつけたときも…

クンクン(=^・ェ・^=)b グット♪

いつでも、

私が現場監督よ!

o(^・x・^)o ミャァ♪

 

と、いう感じで、
いつも、私達の作業の様子を温かく見守って邪魔しています。

2012年3月27日火曜日

police2


 日曜日のお昼頃、玄関のドアベルが鳴った。
修理などで人を呼んだり、知人を招いて食事をする以外で、昼間に玄関のベルを鳴らすのは大抵セールスなので、居留守を使うことが多い。
 週日はセールスもよく訪ねてくるけれど、日曜日は宗教の勧誘以外は来ることがないので、「誰だろう?」と2階の窓から覗いたら、POLICEと書かれたベストを着た警察官2人組みだった。

 ドアを開けたら、
「警察だけど、隣の人と話したことある?」
と、聞かれたので、
「ない」
と、返事した。

 隣の人は1年位前に引越してきたのだけれど、アメリカでは引越ししてきても近所に挨拶する習慣はないので、会話をした事がない。
おまけに、隣の家は人の出入りが多くて、夜間は常時6台くらいの車があって、ガレージやドライブウェイに車が入りきらなくて、うちの庭先にまで路駐するくらい。
(と言うことは、車の免許を持っている年齢の大人が6人以上住んでいるということ?)
 近くを通りかかったり庭を手入れしている時に会ったら、挨拶くらいはするけれど、人が多くて誰が家の持ち主で誰が訪問者なのかわからない状態でした。

 私も怪獣も隣人を知らないと言ったので、警官は
「写真を見せるから、この人が隣で見たことがないかだけ教えて」
と、言うので、
写真を見たのだけれど、その写真と言うのが画像をモノクロのプリンターでプリントアウトしたものか、印画紙にプリントされた写真をコピー機でコピーしたもので、画質があまりにも悪くて有色人種の中年の女性と言うことはわかるのだけれど、よほど親しい間柄でない限り個人を特定できるレベルではなかった。
仕方ないので、
「わからない。隣にはいつも沢山人がいて、誰が住人なのかもわからない。」
と、言ったら、
「人の出入りが多いんだね。」
と、確認するように言って帰って行った。

 アメリカに住んで6年になるけれど、治安のいい地域にすんでいるので、前のアパートに住んでいた時に警官が来て安全確認の質問したことがあったくらいで、警官が取り調べに来るのは今回もあわせて2回きり。
 今回の件も大した事件じゃないといいのだけれど…
 

2012年3月26日月曜日

リモデリング(改装)29
バスルームの改修20-カラン等の取り付け-


アルコーブ内の作業が終わったので、シャワーやカランなど水周りやバスタブの栓などの取り付けをしました。

(←取り付けが終わったところ)

 この作業で手間がかかったのは、蛇口の取り付けでした。
新しい蛇口は給水管をカバーするように、溝の切られた給水管の先にねじ込むタイプのものでした。
ところが、新しい蛇口の長さに比べると元の給水管の長さが短いうえに、給水管の先に溝が切られていなかったので、長さの調整のためと溝のついた部品を取り付けるために、ハンダ付けをしなくてはいけませんでした。

(1:古い給水管、2:新しい管をはめたところ、3:ハンダ付け
4:漏れ止めテープを巻く、5:蛇口の取り付け、6:水栓レバーのカバーをつける)

手順は、古い給水管に溝の切られた調整用のパイプをはめてハンダで固定。
パイプのハンダ付けが終わったところで、一度通水テストをしてハンダ付けした部分から水漏れがないか確かめた後で、蛇口を取り付けます。
そのあと、水栓レバーのカバーを取り付けます。

(↑水栓レバーと蛇口)

(↑左:シャワーヘッド取り付け前。右:パイプのカバーとシャワーヘッドを付けたところ)

(↑左:オーバーフロー用の排水口のカバーをつけたところ。
右:バスタブの排水口のキャップをつけたところ)
 
取り付け作業が終わったら、蛇口やシャワーが機能するか、漏れがないかを確かめて、水量や温度の調整をします。
蛇口やシャワーの確認や調整をする時に、バスタブの排水口のキャップを閉めて、タブに水が溜まるかどうかの確認もします。
(オーバーフロー用の排水口の確認も出来ると良かったのですが、水がもったいないのでまだ確認していません。)

 カランやシャワー類がついて、だんだんお風呂らしくなってきました。v(^ー^* )フフ♪

 

続きは→バスルームの改修21

2012年3月24日土曜日

リモデリング(改装)28
バスルームの改修19-洗浄便座の取り付け-

 実は、この記事を書くのはあまり気が乗らなかったです。
と、言うのも、
洗浄便座なんて、日本でもDIYで取り付ける人が多いし、簡単な作業だろう
と、高を括って、トイレの取り付けと一緒にブログにUPする予定だったので、作業の前の写真も作業中の写真もほとんど撮っていなかったからです。

(↑タンクの蓋と便座をつける前の写真。)

 「楽勝だろう」と、思っていたところが、
いざ取り付けようとしたら(洗浄便座は日本から持って来たものだったため)日本の給水管のサイズとアメリカの給水管のサイズが違っていて、取り付けは難航しました。
 作業の説明を文章でするのはややこしいのに、画像がない(T_T)
 面倒くさいから、取り付け後の画像だけブログにUPしようとも思ったけれど、将来マスターバスルーム(夫婦専用のバスルーム)を改装する時のための記録として残しておきたかったので、記事を書くことにしました。

  まず、最初にしなくてはいけなかったのは、洗浄便座のタンクに水を送るための(付属品でついていた)分岐水栓とバスルームについている止水栓を繋ぐための異径アダプターと、分岐水栓とタンクを繋ぐフレキシブルパイプの間の異径アダプター(←左の写真参照)を探すことでした。
 異径アダプターを探す時に面倒だと思ったのは、アメリカはまだヤード・ポンド法を使っていること
 ネジやナットなどのピッチ(溝の刻み幅)が、ミリ単位(㎜)の物とインチ単位の物があって、パイプの径だけでなくピッチも合わせないといけないからです。

異径アダプターが揃ったら、いよいよ①分岐水栓の取り付けです。
①-1:漏れ止めのテープをオス側に巻く、
①-2:管とアダプターを繋ぐ
①-3:レンチで締める
の作業を、止水栓と異径アダプター、異径アダプターと分岐水栓、分岐水栓と異径アダプター、異径アダプターとフレキシブルパイプ、の合計4回繰り返しました。
(〃´o`)=3 フゥ~
フレキシブルパイプをタンクに取り付けて、止水栓~タンクまでの給水パイプの取り付けは終了。

 次に、②洗浄便座の取り付けです。
便座に付属のボルトを通して、便器の取り付け穴に通し、便器の下側から手でプラスティックのナットを締めます。
:プラスティックのナットを締める時は、工具を使うと壊れてしまうので、手で締める。
 便座の蓋をあけた時にタンクに引っかかたり当たったりしないように、便座の位置を調整します。

 ③給水ホースを繋ぐ
便座を取り付けたら、(付属の)給水ホースで分岐水栓と洗浄便座の接続口を繋ぎ、(付属の)クリップでホースを固定します。
 (説明書にしたがって取り付ければいいので、この作業は難しくなかったです。)

 ④通水テスト&試運転をします
給水ホースを取り付けたら、水栓を開けてタンクに水を溜め、水漏れはないか、トイレと洗浄便座が正常に機能するか確かめます。

(←水栓を開けて確認しているところ。
フレキシブルパイプと異径アダプターの間から水漏れしている)

 トイレや洗浄便座は問題なく動作したのですが、フレキシブルパイプと異径アダプターの間から水漏れしたので、きつく締めてみたのですが水漏れが止まらなかったので、止水栓を閉めてパッキン類を確認。
パッキンの形が微妙に合っていないみたいなので、異径アダプターとフレキシブルパイプを持ってDIYショップにサイズの合うパッキンを買いに行くことに…

DIYショップの店員に異径アダプターとフレキシブルパイプを見せたら、フレキシブルパイプがガス用のパイプで給水用のパイプでないことが判明
┐(´-`)┌ヤレヤレ

ガス用を返して、給水用のパイプを買って取り付けたら水漏れはピタッと止まりました。

(←給水用のパイプに取り替えたところ)

(↑洗浄便座の取り付け完了)

すったもんだの挙句でしたが、洗浄便座の取り付けが無事完了!

∩(^∇^)∩バンザーイ♪

 

追記:後で気がついたのだけれど、どうやらこの記事がブログにupした1000記事目みたい…
1000記事達成!!
U\(^-^ )カンパイ
でもっ、記念すべき1000記事目が「便座の取り付け」というのは…
なんだか複雑な気分です。
・・・( ̄  ̄;) うーん

2012年3月22日木曜日

リモデリング(改装)27
バスルームの改修18-トイレの取り付け-


 床が仕上がったので、今度はトイレ(便器)の取り付けです。

(←トイレを取り付ける前の床)

 トイレの取り付けと言っても、我が家のトイレは新しく配管を引くわけでも配管の位置を変えるわけでもなく、古い配管の上にトイレ(便器)を取り付けるだけの簡単な作業でした。

(↓今回購入したトイレ。
タンクの蓋に水洗ボタンがついているタイプ。
左から外箱、便器、タンク、取付け用の部品とマニュアル)

 トイレに付いていたマニュアルには、作業時間の目安50分と書いてありました。

 作業の手順は…
①取り付け予定のトイレに割れやヒビがないかを確認する

②床の配管のフランジ(配管口のつば状の部分)についている古いワックスを剥がす
古いワックスは見た感じ色が黄土色ですが、汚物ではないです。パイプも綺麗で(2階のトイレのためか)臭いも全くありませんでした。

 
 

③床の配管のフランジについているスリットに便器固定用のボルトを2つ取り付ける
ボルトを取り付けたら、プラスティック製のボウル・スペーサーをはめる。

 
 

 
 

 
 

 

 

④ワックスリングを便器の裏の便器の排出口にのせる。
便器が傷つかないように、床にダンボールや布を敷いて便器を裏返して置き、ワックスリング(便器の排出口と床の配管の接続部分にはめるゴムのパッキンにワックスがリング状についているもの)を、ワックスが便器側になるように(ゴムのスリーブが床の配管側になるように)して、便器の排出口の周りにフィットするようにのせて圧しつける。

⑤便器を床の配管口に合わせて置く
便器のボルト穴に、床の配管のフリンジにつけたボルトが通るように便器を置いて、上から便器を圧してワックスリングがフリンジ部分に接着するようにする。
※注:一度ワックスを接着させた後、便器を外したり動かしたりすると、ワックスリングが切れて防水出来なくなってしまうので注意。

⑥便器を固定する
ボルトに、プラスティックのディスク、ワッシャー、ナットの順に通して、ナットを締めて便器を固定する。
固定が終わったら、ボルトキャップを被せる。
(ボルトが長すぎてボルトキャップが締まらない場合は、ボルトの先を少し金属用の弓ノコで切る。)
(特に必要ではないけれど、)便器を固定した後に、床と便器の間をシーラーでコーキングしてもOK。

⑦タンクを取り付ける

⑦-1:タンクを裏返して、タンクの底の穴に付属の封水パッキン(ゴム製)をはめる。

 
 

 

⑦-2:封水パッキンをつけたタンクを便器のタンクトの接続する穴にはめ込んで、固定用のネジ穴のタンク側と便器側の穴が真っ直ぐに重なるように合わせる。

 
 

 

(←タンク側からみたネジとワッシャー)

⑦-3:タンクと便器を固定する。
タンクの底のネジ穴に、ゴムワッシャー、金属ワッシャー、タンクネジの順に入れる。

タンクの下の便器側から、出ているタンクネジに金属ワッシャー、プラスティックワッシャー、ロックリング、を通し、ウィングナットを締めて固定する。
(ウィングナットを締める時は、タンクネジが空回りしないようにタンク側からドライバーなどで押える。)

(←便器側から見たネジとウィングナット)

タンクの蓋にフラッシュ(水洗)ボタンを取り付けて、タンクの蓋をタンクにのせる

後は、タンクと水道を繋いで、便座を取り付けると トイレの取り付けは完了です。

が、

付属の便座ではなく、日本から持ってきた洗浄便座を取り付けることにしたので、続きは次回の記事に…

2012年3月21日水曜日

リモデリング(改装)26
バスルームの改修17-アルコーブの防水-


  この作業は、ビフォーとアフターの見た目が全く変わらないので、ブログにUPする必要があるのかどうかと迷いました。
 将来マスターバスルーム(夫婦専用のバスルーム)の改装を予定しているため、その時の参考になるかもしれないと思ったので、記事にすることにしました。

(←コーキングの終わったアルコーブ)

 タイルとコーキングが仕上がったので、タイルの部分で頻繁に水に濡れるシャワー・アルコーブの内側の壁に防水塗料をぬりました。
(タイルはある程度耐水なのですが、僅かだけれど水が滲みてしまうし、目地は水を吸収してしまうので、頻繁に水に濡れる部分は防水が必要です。)

(←今回使った防水塗料と目地塗り用のローラーのついたボトル)

 作業は簡単。
防水塗料を壁(防水したい面)に、刷毛やローラーで塗っていくだけ。
ムラや塗り残しがないように気をつけること、作業中は塗料の臭いがきついので換気に気をつけることくらいで、特に難しい作業ではなかったです。

(←目地に防水塗料を塗っているところ)

 目地の部分は凹んでいて塗料がのりにくいので、先に目地の部分に細いローラーや筆で塗料を塗ってから、壁全体を塗っていきます。
(今回は目地塗り用のボトルつきローラーや筆を使ったのですが、垂直方向の面を塗るため、塗料が垂れてしまって、普通の細い筆を使うのと大差なかったです。)

(←スポンジ刷毛で壁全体を塗っているところ) 

 壁全面を塗る時はスポンジの刷毛の方が、ブラシのストロークが残りにくいのでお奨めです。
(ローラー刷毛はローラーのスポンジが塗料を吸い込んでしまって不経済だし、塗料はサラサラの液体で、ローラー刷毛だとボタボタ塗料が落ちそうで、アルコーブなどの狭い垂直の面に防水塗料を塗るには向いていないと思ったので、今回は使いませんでした。)

 一度目を塗って、少し乾いたら2度目を塗ります。
2度目を塗り終わって48時間以上乾かしたら、水で塗らしてもOKです。

 今回使った防水塗料の効き目は最大2年なので、また2年後に塗りなおしが必要です。

2012年3月19日月曜日

リモデリング(改装)25
バスルームの改修16-コーキング作業-


 目地の作業が終わったので、ガラスブロックとタイル、バスタブとタイルの隙間をシリコンでコーキングする作業に移りました。

(←ガラスブロックの隙間の周りに、水平方向に養生のマスキングを貼ったところ)

 作業に使った道具は、
・シーラント(コーキング)
・コーク・ガン(コーキング剤を押し出す道具)
・マスキング・テープ等(養生用)
です。

(←今回使ったシーラントとコーク・ガン)

 シーラントの色はガラスブロックの間もシールすることと、バスタブの色が白だったので、グロスホワイトと言う色を選びました。

作業の手順は…

①コーキングする隙間の周りを、マスキング・テープなどで養生する
マスキングの目的は、シーラー剤の端を直線に仕上げるためと、不必要な部分にシーラーがつくのを防ぐため。

②シーラーを塗る
シーラー剤の先端を45℃にカットして、コーク・ガンにセットし、トリガーでシーラー剤の出る量を調整しながら塗る。
③シーラーの表面を均す
写真では指で均しているけれど、U字型のシーラーを均すヘラも売っている。
④シーラー剤が乾かないうちにマスキングを剥がす
乾いてからはがすと、固まったシーラー剤がひび割れてはがれてしまうので、手早く作業すること。

(←コーキングの終わったバスタブ周り
コーキングが乾いた後、水分が飛んで一部薄くなってしまったり、穴が開いてしまった部分があるので、2度目を塗る必要がありそうです。)

※コーキングの終わったバスタブ周り
この写真は作業の直後ではなくて、数日後になって撮ったので蛇口が写っているけれど、作業時~作業直後にはまだついていませんでした。

(←コーキング作業の終わったガラスブロック周り)



2012年3月17日土曜日

リモデリング(改装)24
バスルームの改修15-タイル目地を塗る-

 長かったタイル貼りが遂に3月7日に終わった!
(v^ー゜)ヤッタネ!!

 シャワーの動作確認のため、アルコーブの外側の壁にはタイルをまだ貼っていないけれど、他は全てタイルを貼り終えたので、3月の2週目の後半からは目地の作業に入りました。

(↑タイルを貼り終えて目地を塗る前)


(←目地の作業に使った材料と道具)

 目地の塗りの作業に使った道具と材料は、
:グラウト・エンハンサー(セメントと混ぜてモルタルを作る溶液)
:グラウト(タイル用セメント)とモルタルを練る容器
:ラバー・フロート(モルタルを塗りこむゴム製のコテ)
:ヘラ
:スポンジ 

(←左:タイル用セメントの袋。
右:セメントでモルタルを作る溶液。)

 最初の作業は①GROUT(グラウト:タイル用セメント)でモルタルを作ること。
 グラウトの色はタイルの色との組み合わせのために、沢山あるのだけれど、今回選んだのはマッシュルームと言うタイルの色に近い色で、目地が目立たないような配色にしました。

(↑モルタルを作っているところ)
モルタル作りは、グラウトと※1エンハンサーを指定された分量で混ぜ合わせるだけ。

 モルタルが出来たら、②タイルの間に目地を詰めていきます。

②-1:ヘラでタイルの間に目地を塗りこむ※2
②-2:モルタルを塗ったところ
②-3:ラバー・フロートでモルタルを塗った目地を押えて、凹凸や緩みがなくなるように均して、タイルの上にのった余分なモルタルをざっと落とす。
②-4:モルタルが完全に乾かないうちに、濡れたスポンジでタイルの上の余分なモルタルを拭き取る

③目地が乾いたら、雑巾で水拭きをしてタイルの上の汚れをおとす

(↑目地施工後、
一番上の写真と比べるとタイルとタイルの境目が目立たなくなっている。)


※1 エンハンサー
モルタルは水道水でも作れるのですが、エンハンサーは防カビと(水道水に含まれるミネラルなどで染みがつくのを防ぐ)防ステイン効果があるので、「お手入れが楽になる」とDIYのお店の人に勧められたので、今回はエンハンサーを使いました。

※2 ヘラでタイルの間に目地を塗りこむ
グラウトの袋には、ラバー・フロートでタイルの敷かれた壁や床の全面にモルタルをのせて、そのあとラバー・フロートでタイルの上の余分なモルタルを剥ぎ落とすように書いてあったけれど、今回はタイル1枚1枚の面積が広くて全面にモルタルを塗ると非効率なので、隙間にヘラでモルタルを埋めていく方法にしました。

2012年3月16日金曜日

冷暖房のベント


 我が家の暖房はガスを使った温風セントラルヒーティングです。
 暖房に使う同じダクトを夏は冷房の冷たい風を送るのに使っています。

(←ダイニングの冷暖房の吹き出し口)

 写真のような吹き出し口(ベント)が、各部屋に1~4ついています。
 ベントのない部屋もあってホワイエ(玄関ホール)とウォークインクロゼットにはついていないし、キッチンはダイニングの倍の広さがあるのにベントが1つしかないです。

 冬になるとベントの周りは暖かいので、猫達の恰好の居場所になってしまっています。
 去年のようにベントの周りで寝るだけなら良いのですが、最近はベントを塞ぐように寝転がるので、重みでベントの格子が歪んだり、温風が遮られて部屋が温まらなくなってしまいます。

 ベントを塞いでいる時は、猫を除けるのですが、すぐに戻ってきてまたベントの上で寝転んでしまう。

私:ツンツン(。゚ー゚)σ部屋が暖まらないからどいてよ…
猫:何か、文句~?(= ̄ω ̄=)
私:いえ、何でもありません…ヾ(^-^;) ゴメンゴメン

 (←「何か、文句~?」
と、ガンを飛ばすマダラ。)

猫付きのベントはすっかり我が家の冬の風物詩になってしまっています。

2012年3月15日木曜日

スパイス・ショップ


 買い物の記事が続いていますが…
去年の秋頃に、Cさんとスパイス専門店に出かけて、サンプルサイズのスパイスいくつかを買いました。

 店では、ペッパーやシナモンやナッツメッグやジンジャーやコリアンダーなどの、一種類のスパイスをパウダー状にしたものの他に、イタリアン・ハーブ・ミックスやフォックス・ポイントやファヒータ・シーズニングなどの様にブレンドされたもの、レモンピールやオレンジピールなどの砂糖漬けやバニラエッセンスやレモンエッセンスなどの液状のエッセンスなど、を扱っていました。

(←クーポンで貰ったスパイスセット)

 サイズもスパイスや砂糖漬けなどは、1/4カップ(60cc)のお試しサイズから、1/2カップ(120cc)、4オンス(113.4g)、8オンス(226.8g)、1ポンド(453.6g)の特大サイズと色々なサイズがあり、
 エッセンスも2オンス、4オンス、8オンス、16オンスの4種類。
(1オンス=30ccだから、16オンスといったら480cc。
500mlのペットボトル約1本分のエッセンスって…何に使うんだろう?業務用なのかな?)

(←クリスマスにプレゼントで貰ったココアのセット)

 スパイス専門店だけあって品数も豊富だし、置いてあるスパイスを使ったレシピカードもあって無料でもらえるし、ブレンドスパイスの中には、(このお店でしか買えない)店オリジナルのものもあって、料理好きの人なら一日中いても飽きない店だと思った。

2012年3月13日火曜日

怪しい日本語7 はんぱない(半端ない)


 最近ブログやインターネットの掲示板などで、ひんぱんに見かけるようになった言葉で気になったのは、「はんぱない」と言う言葉。

 はじめ見かけたときは、「半端じゃない」のタイプミスだと思って、心のなかで「半端じゃないでしょ~」とツッコミを入れながら読んでいましたが、ここ半年くらい「半端じゃない」をみかけるよりも、「はんぱない」の方が多くなってきて、インターネットで調べたら、
「若者言葉の一つ。『ものすごく』『とても』の意味。」
と書いてあった。

 若者言葉と書いてあったけれど、今はオジサン・オバサンに分類されるような中年の人の書き込みにも使われて、言葉としての市民権を得ているみたい。

 日本に住んでいないオバサンが想像するに、二昔前の「『ら』抜き言葉」みたいな物かな~
たぶん、そういう言葉があるのは知っていても、自分が使うことはないだろうなぁ~

 アメリカに住んで6年、私の中ではまだ6年しか経っていない気分なのだけれど、新しい流行語を知るたびに、日本との隔たりを感じる。
 こうやって私も自分が気がつかないうちに少しずつ、「浦島太郎」ならぬ「浦島花子」になっていくのだろうか?
 私が日本に帰る頃には、移民先から日本に戻った2世のように、歴史的言葉遣いでしゃべる日本人もどきに分類されそう。

2012年3月11日日曜日

パーフェクト・ワールド3


 震災から1年が過ぎて、震災直後一時関西に避難していた(日本にいた時にが働いていた)会社のオフィスも首都圏に戻って、 以前の様に日本のオフィスの同僚から「アメリカのオフィスで仕事ない?」と聞かれることもほとんどなくなったそうです。

 今は日本のオフィスの同僚で欧米のオフィスへの転勤を希望しているのは、アジアの国から日本に仕事に来ている人たちだけになり、日本人の転勤希望者はいないそうです。

 日本のオフィスで働いていて、欧米のオフィスへの転勤を希望しているアジア人のKさんが、アメリカ出張で我が家に食事にきて、話す機会がありました。
 彼の話によると、原発事故があった直後に奥さんと子供たちは母国に帰国させて、カナダのビザを取って、今は奥さんと子どもたちはカナダに住んでいるそうです。
 事故が起こる前は、日本で永住権を取って退職後も日本で住むつもりだったそうですが、事故後は(放射能に汚染されていない)安全な食べ物を手に入れることが難しくなったこと、子どもがまだ小さいことを考えて自分は仕事で日本を離れられないので、妻子だけ先にカナダに引越しさせることにしたそうです。
(「母国には帰らないのか」と聞いたら、母国の生活レベルが良くないので帰る事は考えていないらしい。)

  2年前まで仕事の都合で日本に住んでいて、今も時々出張で日本に出かけるJ.Cさんは、Kさんとは別の考えで、会社から指示があれば日本に家族で戻る事を考えているようです。
 J.Cさんによると、「日本に住む外国人の今回の原発事故に対する考え方(態度)は2つに大別される」らしいです。

 1つはKさんの様に「日本は放射線で汚染されていて危ないから、(自分が日本を離れられない場合は妻子だけでも)母国に帰国するか、第三国に引越しする」というタイプで、原発の事故後このタイプのほとんどの人が日本を離れたそうです。おかげで都心の外国人向けのアパートの需要が減って、賃料が事故の前の月160万円から事故後は半値の月80万円に値下がりしてしているそうです。

 もう1つはJ.Cさんの様に、「放射能の汚染はあるけれど、首都圏は人体に影響がでるほどのレベルではない。食べ物も注意して選べば安全。」というタイプ。このタイプの人は事故直後は母国の勧告に従って、一時日本国外や国内の原発から遠い地域に退避したけれど、現在は首都圏に戻って生活している人が多いようです。

 中には夫婦で「危険」タイプと「安全」タイプに意見が分かれてしまったカップルもいるみたいです。

 今回の原発事故では、日本人だけでなく、日本に住んでいた外国人にも色々な影響があったんだなあ…と思いました。