ナショナルパーク巡りが趣味の我が家は長距離のドライブをすることが多いです。
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距離が長いだけあって、ドライブ中に鹿が急に道路に飛び出してきたり、事故に巻き込まれそうになったり、いきなり猛吹雪に襲われてタイヤが滑ったり、と、ヒヤッとするハプニングにあうことがあります。
その中で最もハプニング続出だったドライブは、2007年の暮に出かけたアーチーズ・ナショナルパークからの帰りに起こりました。
ナショナルパークは基本的にどこも人里はなれた田舎にあるので、そこへ通じる道路周辺も何百キロも人家がない事があります。
そんな田舎をドライブする時に気をつけなければならないのが、給油とトイレのタイミングです。
ハイウエイには給油所やレストランやホテルなどの案内板があるので、それを見ながら給油やトイレのタイミングを決めるのですが、そのアーチーズの帰りの時はハイウエイが通行止めになっていて迂回しなければならなかったです。
迂回道周辺には人家が全くなくて、何十キロも迂回道を走っているうちに家族全員がトイレに行きたくなってしまいました。
いくら田舎でも(ガラガラ蛇を含めた)野生動物はウヨウヨしているし、日も沈んで暗くなっていたので、とても道端で用を足す勇気はなかったです。
「漏らしたらどうしよう?」
ヒヤヒヤしながら車を走らせていると、やっと小さなガソリンスタンドを見つけて、(子供たちと私がトイレを使っている間、夫は給油。夫が使っている間は私たちはスタンドで買い物。と)交替でトイレを済ませてやっと出発。
スタンドを出て数キロ走ると迂回路も終わって、やっとハイウエイに戻る事が出来ました。
ハイウエイに戻ってホッとしたのもつかの間、今度はハイウエイが大渋滞。
「こんな田舎のハイウエイが渋滞するなんて、どうしたんだろう?」
と、思いつつ、待つ事1時間。
やっと車が動き始めて、渋滞の先頭までたどり着いてビックリ!
モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!
横転したトレーラーの運転席付近の部分が焼け焦げて、フレームは曲がっているし、周辺の路面も焦げて色が変わる程の大事故。
「もしかして、トイレのために止まっていなければ、私たちも巻き込まれていた?
Σ(゚д゚lll)」
焼け焦げたトレーラーの脇を無事通過して、あとは順調に家までたどり着きました。
車で寝ていた子供たちを起こして家に入らせて、大人はトランクの荷物を運ぼうと車の後ろへ回ってビックリ!
「ガソリンタンクのキャップがしまっていない!」
最後に給油したトイレを使ったあのスタンドで、夫が(トイレを我慢していて)あわてていたので、キャップをするのを忘れたらしい。
と、言う事は…
距離にして200キロ以上、ガソリンタンクの口を開けっぱなしでドライブしていたことに…
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
「よくぞ無事で家に帰って来れたもんだ…」
と、背中が冷たくなるのを感じました。
まさに(冬なのに)「冷や汗たっぷり」のドライブでした。